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総合指標
SLEの症状の強さを測る指標のひとつに、SLEDAI(スレダイ)があり、治療方針を決める際に使われます。臓器別の症状を24の項目にわけて点数化し、その合計点数によって状態を判断します。
SLEDAIは2000年頃にみなおされ、SLEDAI-2K(スレダイ・ツーケー)となりました1)。2Kを省いてSLEDAIとよばれることもあります。
cSLEDAI(シー・スレダイ)は、臨床症状(Clinical)だけで評価するSLEDAIで、Clinical SLEDAI(クリニカル・スレダイ)を略したものです2,3)。
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SLEDAI: Systemic Lupus Erythematosus Disease Activity Index
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1)Gladman DD, et al. J Rheumatol 2002;29:288-291.
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2)Parra Sánchez AR, et al. Nat Rev Rheumatol
2022;18:146-157(COI:著者にアストラゼネカ社からコンサルタント料等を受領している者が含まれる) -
3)van Vollenhoven RF, et al. Lupus Sci Med 2021;8:e000538(COI:著者にアストラゼネカ社からコンサルタント料等を受領している者が含まれる)
健康関連QOL
SLEが患者さんの日常生活にどのような影響を与えているかを知ることは、患者さんのQOL(生活の質)を向上させるために大切なことです。
健康関連QOLを評価する際には、SF-36(Medical Outcomes Study Short Form 36)という指標がよく用いられます。病気や治療によって患者さんが感じる健康感(痛み、活力、心の状態)や毎日の仕事、家事、社会活動などへの影響を知るものです。
また、日本語版LupusPROも日常生活の健康評価においてよく用いられる指標です。それぞれの項目に設定されている点数の合計が低いほど、SLEによる生活への影響は小さく、スコアが高ければ、SLEによる生活への影響が大きいことを意味しています。
医師にご自身の症状や状況を伝えましょう
診断や検査などによってわかること以外に、患者さんご自身が感じる自覚症状や生活への影響について医師に伝えることは大変重要です。それらは、治療方法を検討する際の大切な情報になります。また、医師に自分の状況を具体的に理解してもらうことは、患者さんの心の負担の軽減にもつながります。特に症状については、「LupusPRO」を使って医師に伝えるのも一つの方法です。
【参考文献】
橋本博史:全身性エリテマトーデス臨床マニュアル第3版. 日本医事新報社. 2017.
Inoue M, et al. Lupus 2017;26:849-856.
【監修】
北海道大学 名誉教授 渥美 達也先生